今回のネイルは秋冬ネイルで常に人気のあるツィード柄ネイルと金のテープを使用したデザインです。
金のテープについて:
【メリット】テーブは完璧なラインを入れられます。しかもこの薄さと鏡面感は、テープならではです。テープには、金と銀以外にも鏡面タイプで何色かありますし、ラメ風になったテープもあります。アートに合わせて便利に使えます。
手書きだと、線の太さに多少はゆがみが出ますので柔らかい感じの線になります。パキッとしたラインを手で描こうとしますと、相当練習が必要ですし、このデザインのように10本全部に入れようと思いますと相当難易度が上がります。ですが、柔らかさを生かしたラインのデザインとすれば良いかもしれません。好みによりますので、テープか手描きのどちらが優れているとは言えませんのでデザインのTPOに合わせて選びましょう。
【デメリット】
左右の端が、ぴったり浮かないようにし、爪のギリギリに貼るのはコツが必要です。一見、ただ貼るだけなので簡単そうに見えますが、きちんとコツをつかんでないと、却って非常に難易度が上がってしまいます。
最初にテープを必要長さに切ってから爪に貼ると長さが合わないという事になってしまいます。長すぎるとはみ出ますし、短すぎると下手なネイルに見えてしまいます。そこで、片方に貼って残りの片方は調整しながらハサミで切ることになります。
その時に指で粘着面に触ってしまうと粘着力が落ちてしまうのです。これが実はかなりの問題となります。爪に密着してないということは、テープが爪の曲面にフィットせず浮いた状態ですから、その上からトップジェルでコーティングしようと思っても、うまく塗れません。施術直後から端のテープの部分が浮いているなどという仕上げは許されません。
スクールでは生徒さん達がテープを使っていて、端が浮いてしまうので諦めて剥がして、別のデザインにしていた、ということもあったりします。
また、テープのメーカーさんにより、粘着度合いも違うので、購入したものが良く付くタイプかそうでないかによっても使いやすさの違いが出てきます。
ここで、スクールでもお教えしているとっておきの方法をお教えします。
- テープを貼る面をワイプし、未硬化ジェルをふき取る
- スポンジファイルでマットにする
- 2の粉類を除去するために、再度ワイプする
このひと手間を入れますと、たいていのシールやテープはぴったりくっ付くようになります。くっつくと逆に剝がれにくくなりますので、貼る場所は気を付けましょう。
ちなみに、この方法ですと、文房具コーナーで売ってるシールなども貼れるようになります。
お客様ネイルです。
いつもシンプルで上品なネイルを好まれるお客様です。
ツィード柄ネイルは1本だけですが、十分な存在感があります。
ジェルネイルでアートするには、描きやすい柄と、難しい柄があります。
ツイードネイルは中間でしょうか。。。
全てオーガニック成分を配合したマイルドジェルを使っての柄です。
1年以上続けてリピート下さり、お話もいつもとても楽しく、一緒に過ごさせていただいております。昨日は一緒にケーキを食べました。
生活全般にオーガニックへの理解も深く、私もいろいろ学ばせていただいております。
こんなアートもスクールで習えます。